VANTIVA、ブロードバンド体験とIoTイノベーションを推進するため、上級管理職を増員

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2023年第1四半期
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3人の新リーダーがVANTIVAのビジョンと将来のロードマップを強化

VANTIVA(旧テクニカラー)は、同社の中核となる専門分野への投資を促進し、イノベーションを活用することを目的に、3つの主要な幹部人事を発表しました。

Luis Martinez-Amago

「VANTIVAは将来を見据え、データの活用によりコネクテッドホーム市場向けのサービスを大幅に強化するとともに、バーティカル市場に特化したIoT(モノのインターネット)により企業向けにも展開するために、具体策を進めているところです」と、VANTIVAのCEOであるLuis Martinez-Amagoは述べています。「この新しいメンバーを加えることで、今後5年間の市場拡大を加速させることができます。ハイパーコネクテッドワールドとなった今日、IoTやファイバーベースのネットワークが普及し、ギガビット経済への移行が加速する中、ネットワークアクセスソリューションはかつてないほど不可欠なものとなっているのです。」

新たに就任したリーダーは、最高イノベーション・マーケティング・戦略責任者のJean Ferré、製品部門シニアVPのLeopold Diouf、IoT部門シニアVPのReza Rajiの3名です。いずれもCEO直属のエグゼクティブコミッティに所属します。

 


Jean Ferre

Jean Ferré氏は、最高イノベーション・マーケティング・戦略責任者として、VANTIVAのイノベーションとテクノロジーに関する次段階のビジョンをサポートします。スマートホーム向けの顧客構内設備(CPE)など、VANTIVAの専門知識を活かした新サービス開拓のための戦略をサポートし、これらの新しい戦略的イニシアチブのための市場参入計画を作成します。

VANTIVAに入社する前は、量子コンピュータを開発する新興企業であるQuandelaでCOOを務めていました。それ以前は、IN GroupeのSBUデジタルサービス担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CDOとして活躍し、また、Thalesの空域モビリティソリューション事業部門のマネージングディレクターとして中国、インド、米国、オーストラリア、欧州の研究開発拠点と製造拠点を統括していました。 エンジニア教育を受けた後、コンサルタントとしてキャリアをスタート。アルゼンチンのケーブルテレビ局に移り、2つのソフトウェア会社で共同設立者兼CEOを務め、Boston Consulting Groupのパートナーを経て、米国のMicrosoftでは指導的立場にありました。Ferré氏はフランス・パリを拠点としています。


Leopold Diouf VANTIVAは、家庭に高速ブロードバンドインターネットサービスを提供する上で中心となるCPE(顧客構内設備)ソリューションのグローバルリーダーであり、独自のデータ駆動型インサイトとAIソリューションに基づき、新しい製品やサービスをネットワークサービスプロバイダー(NSP)と開発・共創するユニークな立場にあります。アトランタを拠点とするLeopold Diouf氏は、この将来性ある事業分野を推進するために、製品部門シニアVPとして迎え入れられました。

VANTIVAに入社する前は、Nokiaの固定ネットワークブロードバンドデバイス事業部のシニアVP兼ゼネラルマネージャーとして、ノキアのファイバーCPE、FWA CPE、Wi-Fiゲートウェイ、Wi-Fiメッシュエクステンダー、家庭内Wi-Fiのクラウド管理などを統括していました。通信業界で30年以上の経験を持ち、米国、中国、欧州のチームを率いて、ブロードバンドの観点からファイバーの進化全体を先導してきました。FTTH業界の第一人者として、最初のGPON規格の開発に貢献し、世界初のFTTH事業者と世界各地で関わってきました。Diouf氏はジョージア州アトランタを拠点としています。

 


Reza Raji VANTIVAは、成長を続ける戦略的なバーティカル市場においても、スマートホームのブロードバンド体験に関する専門知識を活用し、企業におけるIoT対応のデジタル変革に対する需要増に取り組んでいます。IoTソリューションの急速な普及は、各種業界や企業のビジネスの安全性を高め、効率を改善し、新たな収益源を生み出すとともに、すべてのステークホルダーにまったく新しい体験をもたらしています。Reza Raji氏は、VANTIVAに新設されたIoT部門のシニアVPとして、業界における幅広い経験を活かし、新しいIoT製品を開発し、市場に投入していきます。

VANTIVA入社以前は、Brilliantの最高事業開発責任者として、複雑なスマートホーム市場を一体化する消費者向けプラットフォームを提供していました。それ以前は、オンラインと実店舗の融合を専門とするIoT・AI企業であるXenio SystemsのCEOを務めていました。業界で最も広く展開されているコネクテッドホームプラットフォームであるiControl Networks(2017年にComcastが買収)の設立者兼CEOでもあります。90年代後半には、Echelonでセンサーやデバイスのインターネット接続に取り組み、多くのIoT、クラウドベース製品、その関連ビジネスの礎を築きました。IBMでキャリアをスタートさせて以来、42以上の特許を取得しています。Raji氏はサンフランシスコ・ベイエリアを拠点としています。

VANTIVAのリーダーシップとガバナンスに関する詳細はこちらをご覧ください。 (英語)

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