オーストリア市場における通信事業者の動向:次世代Wi-Fi6ゲートウェイ

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2022年第3四半期~第4四半期
DOCSIS

2022年10月18日

ヴァンティーバ(旧テクニカラー)は、ドイツテレコムとの協業により、次世代のDOCSIS3.1対応Wi-Fi6ゲートウェイ「Magenta Home Box Fiber」を展開することを発表しました。この新製品は、数年前にドイツテレコムの子会社となったオーストリアのマゲンタテレコムから提供され、最先端のWi-Fi6接続を介して、法人顧客とコネクテッドホーム利用者のブロードバンド、ゲーム、Wi-Fiにおけるエクスペリエンスを最適化します。

「マゲンタテレコムでは、法人向けか個人向けかを問わず、オーストリア市場の高度なニーズに応えるために、次世代の顧客構内設備(CPE)を供給できるパートナーを求めていました」とマゲンタテレコムのブロードバンド市場管理およびネットワーク強化担当副社長であるDominik Thauerböck氏は述べています。「迅速に大規模展開するためにも、RDKをはじめとするオープンな標準ソフトウェアスタックの開発に精通したヴァンティーバを選択いたしました。」

ヴァンティーバは、オープンで革新的な技術を通じて世界中のネットワーク・サービス・プロバイダー(NSP)をサポートするべく、絶えず努力を重ねています。今回の取り組みはその最新例です。クラス最高のCPEを開発し、最も独創的な企業と提携し、コネクテッドホーム・エコシステムを形成することで、NSPがシームレスな接続と高品質なエンターテイメント・エクスペリエンスを消費者に提供する一助となること。それが最終的な目標です。「Magenta Home Box Fiberは、加入者の自宅――あるいは職場――の内外のスループットとネットワークパフォーマンスを改善します。しかも、機器にさまざまなマネージドサービスを統合し、エンドユーザーのエクスペリエンスも向上させます。主要な機能のみならず、現時点のお客様に最も適した付加価値のあるサービスを提供できるのです」とヴァンティーバのグローバルカスタマー担当EVPであるMercedes Pastorは述べています。「今回のパートナーシップにより、ヴァンティーバはドイツテレコム傘下のマゲンタにとってオーストリア事業の主要サプライヤーとなり、弊社とドイツテレコムグループの強固な協力関係がさらに大きく前進することになります。ドイツテレコムには、この新たな市場にWi-Fi6ゲートウェイで参入しながらも、独自の競争力や差別化要因はそのまま生かしていただけます。」

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