CPEの役割を変えるアイデアがCSIアワードを受賞

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2022年第3四半期~第4四半期
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ヴァンティーバのSoundscapeは、2022年9月9日に、ケーブル、衛星、放送、IPTV、通信、ブロードバンド/OTT動画、モバイルTVの分野で最も権威のあるCSIアワードで最優秀イマーシブビデオ賞を受賞しました。

Soundscape-CSI-award-2022-09

今年のIBC2022で発表されたSoundscapeは、ヴァンティーバの最新のセットトップボックス(STB)です。このデバイスのベースとなる単一チップセットは、OTT機能とドルビーアトモスプロセッサーの両方をサポートしており、デバイス構成の複雑さとコストを削減しながら、高忠実度なサラウンドサウンドのオーディオ体験を提供します。3Dオーディオを3次元でリアルにレンダリングし、3次元平面上で静止または移動しているオブジェクトを正確に定位することにより、各オーディオオブジェクトを独立して管理し、まさにシアターのような没入型の臨場感ある体験をもたらします。

「テレビメーカーが画面サイズを大きくして画質を高める努力をする一方で、コンテンツプロバイダーはオーディオ性能を高めるために多大な努力を払ってきました。しかし、現在のテレビは薄型化が進んでいるため、ハイファイオーディオを再生したり、映画体験を再現したりするスピーカーを埋め込むことができません。その結果、矛盾的な状況に陥っているのです」と、ヴァンティーバのビデオ製品事業部門シニアVPであるChristian Lefebvreは述べています。

ヴァンティーバのSoundscape STBには、このような矛盾を解決するために、ハーマン/JBL製の高品質な特許取得済みスピーカーシステムが採用されています。この150Wの高忠実度なドルビーアトモスシステムは、8基のJBLスピーカーで構成され、2つのアップファイアリング方式のアトモスチャンネルと最適なバスレフポートを備えることで、超低音と高音の拡張を実現します。力強く、歪みのない、自然な音を確保することができるのです。

「このデバイス上には、加入者宅の天井や壁で音が反射する(跳ね返る)ようにスピーカーが配置されており、堅牢で没入感あるサウンド体験を届けます」とLefebvreは述べています。

Soundscapeは、ビジュアルパフォーマンスも向上させます。強力なビデオプラットフォームによって没入感のある映像体験が提供されるため、消費者はスポーツやオンラインゲームを深く体感することができます。また、高性能なクアッドコアプロセッサとBluetooth5.2を備えており、ワイヤレスのゲームパッドを取り付けたり、グラフィックスとサウンドに最高のレンダリングを必要とするゲームプラットフォームに接続したりもできます。

このデバイスは、最先端の韓国市場で高い人気を博しています。韓国ではLG U+ Soundbar Blackと呼ばれ、ハイエンドのサウンドバーを家庭に導入するという点で、小売部門を凌駕する実績を上げています。過去1年間では、従来の小売販路で全ブランドのサウンドバーが1台販売されるごとに、LG U+のSoundscapeは2台出荷されているほどです。業界有識者によれば、このSTBの出荷台数は今後12ヶ月で倍増し、2年間で200%の伸びを示すと予想されています。

Soundscapeのページをご覧ください

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