英国市場における通信事業者の動向：初のWi-Fi6Eゲートウェイ

2022年10月19日

ヴァンティーバ（旧テクニカラー）はボーダフォンUKと連携し、英国市場で初となるWi-Fi6Eゲートウェイ「Ultrahub」の導入を進めています。この新製品は、高品質なWi-Fi接続を加入者宅の隅々まで行き渡らせます。

Ultrahubは単なるゲートウェイにとどまらない高性能の顧客構内設備（CPE）として、ボーダフォンから次世代のマネージドサービスを提供し、宅内の無線接続を管理することができます。インテリジェントなマネージドWi-Fiサービスは急成長中の分野です。先進的な英国市場では、安定的で高品質な接続性を必要とする家庭用機器が増えており、消費者への運用支援は競争力と差別化をもたらします。

ヴァンティーバは、オープンで革新的な技術を通じて世界中のネットワーク・サービス・プロバイダー（NSP）をサポートするべく、絶えず努力を重ねています。

今回の取り組みはその最新例です。クラス最高のCPEを開発し、最も独創的な企業と提携し、コネクテッドホーム・エコシステムを形成することで、NSPがシームレスな接続と高品質なエンターテイメント・エクスペリエンスを消費者に提供する一助となること。それが最終的な目標です。Ultrahubは最新のトライバンド無線技術を搭載しているため、複数のエクステンダーをサポートし、コネクテッドホームに最高のエクスペリエンスをもたらします。また、ボーダフォンは戦略ロードマップの一環として新サービス――ホームネットワークセキュリティ、IoT、デジタルセキュリティなどのアプリケーション――を拡大していますが、Ultrahubのプラットフォーム上では多数のサービスのWi-Fiサポートも設定可能です。

「英国市場の消費者行動は急激に変化しています。ボーダフォンに代表される大手NSPに対しては、家全体に強固で信頼できるWi-Fi接続を提供するという新たな要件が課されています。顧客ロイヤルティの向上を通じて解約率を低減させるには、宅内無線サービスの向上がますます重要になってきます」とヴァンティーバのグローバルCPE事業部門シニアVPであるMercedes Pastorは述べています。

Ultrahubは外観にもこだわっています。すっきりとしたスタイリッシュなデザインで部屋に溶け込み、棚の中や部屋の片隅に隠しておく必要がありません。障害物が少なくなる分、電波も家全体に届きやすくなります。