ドイツ・ボーダフォンがWi-Fi 6搭載のDOCSIS 3.1ゲートウェイを発表

ブロードバンド
2022年第1四半期
DOCSIS
Wi-Fi


テクニカラー・コネクテッドホームとボーダフォンは、Wi-Fi6機能を備えた次世代のDOCSIS3.1ゲートウェイを2021年にドイツ全土に展開する計画を発表しました


今回予定されている顧客構内設備(CPE)の運用開始により、2019年にテクニカラー製のWi-Fi5搭載DOCSIS3.1ゲートウェイの導入から始まった2社間の緊密なコラボレーションがさらに強化されます。

「ボーダフォンは、接続性に関連するカスタマーエクスペリエンスを改善するためのイニシアチブを数多くサポートしています。この発表は、そうしたボーダフォンと進めてきたパートナーシップにおける新たな成果と言えます。ドイツはヨーロッパで最も洗練された主要なコネクテッドホームテクノロジー市場の1つであり、そのため、ドイツの消費者はDOCSIS3.1とそれに関連する高品質のブロードバンドサービスを家庭に導入してきました。また、Wi-Fi6テクノロジーによる家庭内ワイヤレスアクセスの改善を求めるエンドユーザーの声がパンデミックで加速しています」と、テクニカラー・コネクテッドホームのUK、アイルランド、中・南欧およびEMEA地域販売担当VPであるGiovanni Tuminoは述べています。

COVID-19パンデミックの混乱により、ドイツでは高度なブロードバンドサービスに対する需要が高まっています。過去1年間にわたるサプライチェーンの課題にもかかわらず、テクニカラーはボーダフォンが要求したCPEを提供し、ドイツのご家庭のための最高クラスの要件を満たすことができました。これが可能になったのも、エコシステム全体の主要なプレーヤーとの緊密かつ建設的なコラボレーションのおかげと言えます。

「ドイツにおける高度なCPEテクノロジーの需要は、パンデミックの前にすでに高まっていました。ドイツの加入者は、高品質のブロードバンドアクセス技術に大きく依存しており、家庭までの速度を上げるためには割増料金を払っても構わないと考えています。家庭内では、マルチユーザーやマルチデバイスのトラフィックに対応する必要性が高まっています。ボーダフォンは、ドイツの加入者のますます厳しくなる要求に応えるために尽力しており、次世代ゲートウェイを市場に投入するためにテクニカラー・コネクテッドホームと協力できることを嬉しく思います」と、ボーダフォンのグループハードウェアソリューション責任者であるMarkus Delfs氏は述べています。

テクニカラー・コネクテッドホームは、オープンで革新的な技術を通じて世界中のネットワーク・サービス・プロバイダー(NSP)をサポートするべく、絶えず努力を重ねています。今回の取り組みはその最新例です。クラス最高のCPEを開発し、最も独創的な企業と提携し、コネクテッドホーム・エコシステムを形成することで、NSPがシームレスな接続と高品質なエンターテイメント・エクスペリエンスを消費者に提供する一助となること。それが最終的な目標です。

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