Wi-Fi 6E規格のCPEデバイス認証

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2022年第1四半期
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テクニカラー・コネクテッドホームは、この度CGM4981ゲートウェイでWi-Fi AllianceのWi-Fi 6Eデバイス認証を取得致しました。同社の顧客である世界中のネットワークサービスプロバイダー(NSP)は、この認証によりWi-Fi 6E規格に関連する信頼性、カバレッジ、パフォーマンスを加入者に提供できるようになります。

「Wi-Fi 6E規格のCGM4981ホームゲートウェイは、ホームゲートウェイへのワイヤレスアクセスを必要とするデバイス数が急増している状況下、6GHz帯域を使用してトラフィックの混雑という問題を解決し、これまでにないパフォーマンスをご提供します」と、テクニカラー・コネクテッドホームのブロードバンド担当VPであるAshwani Saigalは述べています。「6GHz帯域はWi-Fi 6対応のデバイスのみに開放されているため、トラフィックの混雑を大幅に軽減し、加入者がご自宅のどこにいてもこのWi-Fi 6デバイスを介して充実したエクスペリエンスを得られるようになります。以前のバージョンのWi-Fiを使用する多くの製品は、2.4GHzと5GHz周波数帯で動作するために競合し合いますが、そうした家庭内のトラフィック容量が大幅に改善されます。」

Wi-Fi 6Eは、消費者が高密度のワイヤレス環境に対処できるようにするという業界の目標において重要な前進といえます。COVID-19の大流行を受けて、世界中のご家族にとって家という場所が仕事、娯楽、教育の中心になる中で、Wi-Fi 6E準拠のCPE(テクニカラー・コネクテッドホームの革新的なCGM4981ゲートウェイなど)は、宅内の複数ユーザーとの同時使用をサポートするために必要なギガビット速度とパフォーマンスを提供します。

「シームレスな4K動画ストリーミング、オンラインゲーム、バーチャルリアリティなど、帯域幅を大量に消費するアプリケーションの急速な台頭には、ギガビットファイバーやDOCSIS 3.1などのアクセステクノロジーを使った各ご家庭までの帯域幅と速度向上だけでなく、ご家庭内での信頼性向上が必要となります」とSaigalは述べています。「複数のデバイスと遅延の影響を受けやすいアプリケーションがWi-Fiネットワークを介してインターネットリソースにアクセスするため、中断しない接続を維持するためには欠かせない要素です。また、インターネットサービスの未来と言われるメタバースを体験するために、より洗練された没入型ナビゲーションが消費者から求められる時期の到来に備え、オペレーター側においてもその準備ができることが保証されます。」

テクニカラー・コネクテッドホームは、オープンで革新的な技術を通じて世界中のネットワーク・サービス・プロバイダー(NSP)をサポートするべく、絶えず努力を重ねています。今回の取り組みはその最新例です。クラス最高のCPEを開発し、最も独創的な企業と提携し、コネクテッドホーム・エコシステムを形成することで、NSPがシームレスな接続と高品質なエンターテイメント・エクスペリエンスを消費者に提供する一助となること。それが最終的な目標です。

「このCPEのWi-Fi 6E認証は、ワイヤレスイノベーションの最前線にとどまり、最高レベルの品質とパフォーマンスのワイヤレスCPEを提供するという、テクニカラー・コネクテッドホームの取り組みをさらに実証するものです。 今回のマイルストーンには、アンテナ設計、宅内全体のカバレッジソフトウェアの統合、デバイスパフォーマンスの最適化に関する長年の専門知識を活用しているだけでなく、Wi-Fi規格開発の初期段階から携わっている当社エンジニア、チップセットメーカー並びにNSPとの継続的なコラボレーションが反映されています。加入者にプレミアムなワイヤレスエクスペリエンスを提供しようと尽力するNSPがこのデバイスを活用いただけることになりました」とSaigalは述べています。

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